北海道の住まいは、その変遷のなかで防寒住宅、寒地住宅などと言う表現の通り冬期間の寒さ対策が主流を占めていました。
 時を経て、高断熱・高気密の技術が開発されるとともに効率の高い暖房方式、計画換気の技術が発達し、これらのバランスが快適な温熱環境のみならず省エネ性能をも高めた住宅づくりが可能になり、冬の寒さの克服だけでなく夏の暑さにも対処できる住宅になりました。
 これまでの普及推進により、住宅の耐久性や省エネルギー性といった性能は向上し、住まいに対する意識も質を求める方向へと変わってきました。
 一方では、高齢化社会や地球環境問題など、これからの社会の中で住宅のあり方を見直す必要が生じてきています。
 北海道の暮らしにふさわしい住宅として「北方型住宅」はこれからも、少子高齢化対応、環境との共生、地域産業の活用などの社会的ニーズによりさらなる性能向上と技術の普及を目指していきます。


  目標像
  「あったか 長持ち ともに育む 北の住まい」
  −次世代に継承される良質な資産となる住まい−
 
(基本となる性能)   (基準)
長寿命
高い耐久性
高い耐用性
維持管理の容易さ
安心・健康
高齢化社会への対応
健康で快適な室内空間
環境との共生
省エネルギー
環境負荷の低減
敷地内の雪処理
美しいまちなみの形成
地域らしさ
地域の資源の活用


  


 
北方型住宅は、このような目標のもとに住まいづくりを進めるためのガイドラインとして「北方型住宅基準」を定めています 。
 さらに、次世代に継承される良質な資産となる住宅づくりを支える仕組みとして「北方型住宅サポートシステム」を構築しました。

北方型住宅基準      
北方型住宅サポートシステム